婚姻届の記入について

記入箇所が多いと感じてしまう婚姻届ですが、一つひとつ確認しながら書いていけば、難しいものではありません。
入籍日は、二人にとって大切な記念日。内容に間違いがあると、役所で受理されるのが遅れて、入籍日が予定からずれてしまうことも。事前に「婚姻届の書き方」を確かめましょう。

婚礼届を記入するのに必要な3つのアイテム

◇婚姻届の用紙
役所でもらえるほか、オリジナルの婚姻届をダウンロードできるサイトもあります。また、最近では『ご当地婚姻届』や自分たちの写真などをデザインに入れて自作するカップルも!婚姻届は、決まった項目さえ網羅していれば、デザインの自由度が高い書類です。ただし大きさはA3サイズであることをお忘れなく!
婚姻届は役所への提出書類なので、手元には残りません。記載したら提出の前にふたりで記念写真を残すのもおススメです。

◇黒のボールペンまたは万年筆
鉛筆や消えるボールペン、消えやすいインクのペンなどはNGです。

◇印鑑
ふたりそれぞれの「旧姓の」印鑑を用意して。シャチハタでは受理されないので、朱肉を使って押印しましょう。

婚姻届・各項目の記載について

◇ [届出日・届出先] 
「平成  年  月  日届出」というところに、「婚姻届を提出する日」を書きます。
書類に間違いがなければ、この届出日がふたりの「入籍日」になります。その下の「  長 殿」というところへは、婚姻届を提出する市または区の名前を書きます。
婚姻届の提出先は、市役所や区役所など地域によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

 

◇ [(1)氏名 生年月日] 
ふたりの名前を旧姓で書きましょう。戸籍に旧字体で名前が載っている人は、新字体ではなく旧字体で書きます。
生年月日は、西暦ではなく「昭和」「平成」などの元号で記入します。

 

◇ [(2)住所]
婚姻届を出す時点で「住民票が置いてある住所」を書きます。すでに同居しており、転入届を提出している人は、この欄に新住所を書いてもOKです。
この欄には「世帯主の氏名」を書くところがあります。世帯主というのは、一緒に暮らしている家族の代表者のこと。誰が世帯主なのか分からなければ、住民票を確認しましょう。

 

◇ [(3)本籍] 
「ふたりが結婚する前の本籍地の住所」を書きます。本籍地とは、「その人の戸籍が置いてある住所」のことを言います。
「筆頭者の氏名」という欄には、「戸籍のいちばん最初にのっている人」(筆頭者)の名前を書いてください。

 

◇ [父母の氏名・父母との続き柄] 
【「父母の氏名」欄】
ふたりそれぞれの「実の父母の氏名」を書きます。書き方は3つの場合に分かれるので、注意してください。
①実父母が離婚しておらず、夫婦の関係が続いている場合
この場合、父は姓・名を記載し、母は姓は書かず、名だけ記載しましょう。
②父母が離婚している場合や、亡くなっている場合
この場合、父、母の姓・名はそれぞれ書きましょう。
離婚している場合の注意点は、「離婚前の氏名」ではなく、「現在の、離婚後の姓・名」を書くことです。離婚して父母の姓が別々になっている場合は、別々の姓を書くことになります。
③養父母の場合
父母の氏名は「その他」の欄に書くので、ここには記入しません。

【「続き柄」欄】
あなたが長女であれば、「長女」と書く欄です。注意しなければならないのは、「次男」や「次女」の場合。婚姻届では「次男」は、「二男」または「弐男」。「次女」は、「二女」または「弐女」。と書く決まりになっています。

 

◇ [(4)婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍]
 【「夫の氏・妻の氏」欄】
ふたりが結婚後にどちらの姓を名乗るかを記入する箇所です。チェックした方の姓を持つ方が、新しい戸籍の筆頭者になります。

【「新本籍」欄】
ふたりの「新しい戸籍を置く住所」を書きます。新居が決まっていれば新居の住所を、決まっていない場合にはどちらかの実家の住所にする人が多いようです。

 

◇ [(5)同居を始めたとき]
 「ふたりが結婚式を挙げたとき」、もしくは「同居を始めたとき」のうち、どちらか早い方を記入します。挙式も同居も両方ともまだしていないという人は、空欄のままでOKです。

 

◇  [(6)初婚・再婚の別] 
ふたりがそれぞれ初婚か再婚かを選んでチェック。再婚の場合は、前の妻・夫と死別もしくは離別した年月日を書きます。

 

◇ [(7)同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおも主な仕事と (8)夫妻の職業]
(7)の欄には、6つに分けられた仕事の分類の中から、ふたりそれぞれが当てはまるものにチェックをします。
(8)は、婚姻届を提出する時点でのふたりの職業を書く欄です。この欄を書くのは5年に一度、国勢調査の年だけなので気をつけてください。

 

◇ [その他]
「その他」の欄には、次の3つのケースのどれかに当てはまる人が記入します。
①【未成年者が結婚する場合】
未成年者の結婚には父母の同意が必要です。同意の証明として、「その他」の欄に親のサインと印鑑をもらいましょう。

②【氏の漢字を旧字体から新字体に変更したい場合】
戸籍にのっている氏名の漢字が、旧字体の場合。婚姻届の「氏名」の欄にも、旧字体で書かないといけないと触れましたが、「新字体に変更したい」と「その他」の欄に書けば、新字体で登録することができます。
例)渡邊を渡辺に変更したい場合
ステップ1:「その他」欄に「夫の名字『邊』を『辺』へ変更してください」と書く
ステップ2.:夫妻それぞれの旧姓の印鑑を押す

③【父母が養父母の場合】
両親が養父母の場合は、この欄にサインをもらってください。
(5)番の「父母の氏名・父母との続き柄」欄には記入しないので要注意です。

 

◇ [届出人署名押印]
ふたりの結婚前の氏名を書き、それぞれ旧姓の印鑑で捺印します。印鑑は旧字体でなくても問題ありません。

 

◇ [証人]
用紙の右側「証人」の欄には、婚姻届の証人となる人に記入をしてもらいます。証人には、成人している人2名が必要。それぞれ氏名、生年月日、住所、本籍を証人の自筆で書いてもらいます。最後に認印を押してもらってください。こちらも、シャチハタは使えないので証人をお願いするタイミングで伝えておくとスムーズです。
この印鑑は、証人ふたりで別のものを押してもらう決まりになっています。夫婦や兄弟など、名字が同じふたりに証人をお願いする場合には、別々の印鑑を用意してもらえるように依頼しましょう。また、捨印ももらっておくとスムーズです。

 

◇ [連絡先] 
自宅・勤務先・携帯電話など、昼間に出られる電話番号を書きます。提出してから記入ミスが見つかった場合には、ここに書いた番号へ役所から電話がかかってきます。

記入時の注意点

◇間違えても修正液は使わない
うっかり書き間違えてしまった時、慌てて修正液や修正テープを使うのはNGです。間違えたところに二重線を引いて、左側の欄外に「旧姓の印鑑」を押して訂正しましょう。

◇「捨印」を押しておく 
捨印(すていん)とは、書類の欄外に押印するもので、「このページはそちらの判断で修正してもらって大丈夫です」という意思を示すもの。捨印があれば、提出した婚姻届に記入ミスがあっても、役所の方で「軽微な誤り」として修正してもえらえることがあります。婚姻届のフォーマットによっては、左側に捨印を押す欄があるものも。捨印を押す欄がなければ、左側の欄外に押印のうえ「※捨印」と書いておきましょう。
また、証人欄で記入ミスがあった場合は、証人の捨印がないと役所で修正してもらえません。不安な人は、証人欄の「右側の欄外」に証人の捨印を押してもらえば安心ですね。

プライバシーポリシーソーシャルメディアポリシー